日本昆虫学会第76回大会・第60回日本応用動物昆虫学会(応動昆)大会合同大会 | 2016年3月26日から29日まで | 大阪府立大学中百舌鳥キャンパスなど(大阪府堺市)

合同大会で開催されるシンポジウム

この大会では,二つのシンポジウムを開催します。

日本昆虫学会・日本応用動物昆虫学会両学会合同のシンポジウムは「“Origin of Novelty” 新奇性の起源」というテーマで、4名の方に話題を提供していただきます。

また、日本昆虫科学連合・日本学術会議農学委員会応用昆虫学分科会と両学会合同のシンポジウムは「昆虫類をめぐる外来生物問題と対策」というテーマで6名の方に話題を提供していただきます。

多くの方のご参加をお待ちしています。

シンポジウム「“Origin of Novelty” 新奇性の起源」

3月27日(日)の15:15~17:45に、日本昆虫学会・日本応用動物昆虫学会共催シンポジウムが公開で行われます。今回は「“Origin of Novelty” 新奇性の起源」というタイトルで4名の方にお話ししていただきます。多くの方のご参加をお願いいたします。

日時:
2016年3月27日(日) 15:15~17:45
会場:
大阪府立大学中百舌鳥キャンパス Uホール白鷺
参加費:
無料(事前申し込みも必要ありません)

シンポジウムの趣旨

昆虫の驚くべき多様性を可能にした原動力の一つは、その環境適応力の柔軟さであり、様々な環境へと新奇形質の獲得を通じて進出しています。こうした新奇性の遺伝基盤や、その獲得機構の解明は、昆虫の多様化機構の理解や個体数制御において必須の情報であり、長らく昆虫学者の興味を引いてきました。近年のゲノム解読やゲノム編集技術の飛躍的向上は、新奇性の起源に関してより深い議論を可能としており、本シンポジウムでは最近の知見をもとに薬剤抵抗性から奇妙な形態形質まで、新奇性の起源に関して統合的な理解を目指します。

Preface

Adaptation to various environments through novel trait evolution has facilitated the huge biodiversity of insects, and this high evolvability could be one major reason that explains why there are so many insect species. The mechanism of this evolvability (the genetic background of novel trait evolution) is thus the subject of ongoing scrutiny. Recent advances in genome sequencing and genome editing methods open the way to a more detailed understanding of the origin of novelty in insects. In this symposium, we will share and discuss recent topics from various areas of this field, ranging from insecticide resistance to enigmatic morphological traits, in order to develop an integrated perspective on evolvability in insects.

招待講演

4団体共催公開シンポジウム「昆虫類をめぐる外来生物問題と対策」

3月29日(火)の14:00~18:00に、日本昆虫科学連合・日本学術会議農学委員会応用昆虫学分科会・日本昆虫学会・日本応用動物昆虫学会共催シンポジウムが公開で行われます。今回は「昆虫類をめぐる外来生物問題と対策」というタイトルで6名の方にお話ししていただきます。多くの方のご参加をお願いいたします。

日時:
2016年3月29日(火) 14:00~18:00
会場:
大阪府立大学中百舌鳥キャンパス Uホール白鷺
参加費:
無料(事前申し込みも必要ありません)

4団体共催公開シンポジウムのポスター(PDF|1.5MB)を用意しました。ご利用下さい。

シンポジウムの趣旨

人間活動の活発化にともない本来の自然分布域の範囲外に持ち運ばれる生物(外来生物)は増加の一途をたどっている。その中には農林水産業や人の健康に被害を与えるものや、捕食や競合、繁殖干渉、遺伝的撹乱などにより在来の生態系に悪影響を及ぼすもの(侵略的外来生物)も含まれる。日本の昆虫類についても、イセリヤカイガラムシやクリタマバチ、アリモドキゾウムシのような外来農業害虫のほか、セイヨウオオマルハナバチやアルゼンチンアリ、ツマアカスズメバチのように在来生態系に悪影響を及ぼす外来昆虫が侵入・定着している。その一方で、グリーンアノールやオオヒキガエル、オオクチバスといった外来動物により在来昆虫が捕食されたり、在来昆虫の選択的な花粉媒介により外来植物の繁殖を助けたりする事例も認められる。このような外来生物問題への対応として、2005年に「外来生物法」が施行され、侵略性の高い「特定外来生物」を対象として輸入や飼養などが制限され、防除対策が実施されているが、必ずしも実効が上がっているとはいえない。

このシンポジウムでは、昆虫類をめぐるさまざまな外来生物問題と防除対策の現状を概観し、この問題への今後の対応について考える。

開会 14:00

活動報告

講演